吟醸蔵元巡り
山田錦倶楽部の主宰者、JAみのり代表理事組合長神戸秀典が、山田錦で高級酒を造る全国の蔵元のお話をお伺いいたします。
第16回
宮坂醸造株式会社

代表取締役社長 宮坂和宏氏
   専務取締役 宮坂直孝氏


所在地:〒〒392-8686 長野県諏訪市元町1-16
TEL:0266-52-6161 FAX:0266-53-4477
HP:http://www.masumi.co.jp/

対談風景

蔵正面
銘柄の由来
造り手である私たち自身が舌鼓を打って飲める酒。大切な家族に安心してすすめられる酒。親しい友人に胸を張って贈ることができる酒。
私たちがお客様にお届けしたいのはそんな真澄です。
だからこそ人を育み、米を選び、製造工程のディテールにこだわり貫いて来ました。
そしてこれからも私たちは真澄スピリッツを胸に刻んで歩み続けます。いつの日にか世界一の美酒を醸すことを夢見ながら。
(宮坂醸造のHPから)

7号酵母を生んだ蔵7号酵母を生んだ蔵
宮坂社長
宮坂社長(以下、宮坂):本日は組合長さん自らお越しいただき、まことにありがとうございます。何しろ兵庫の山田錦と言いますと、先代社長つまり私の父から、「夢のお米だ」といつも聞かされて来ました。

神戸組合長(以下神戸):真澄さんと言いますと、平成2年でしたか、わざわざお蔵の皆様がバス1台で私どもの方にお見えになったことが、非常に強く印象に残っております。 そんなこともありまして、当方からぜひお伺いしたいと思っておりましたが、今日やっとこうして参ることができました。どうぞよろしくお願いいたします。まずは真澄さんのお蔵の特徴をお聞かせ下さい。
宮坂:元々この地域は霧ヶ峰から諏訪湖に流れ込む角間川の扇状地で、昔から蔵元がたくさんありました。 現在は5軒ですが以前は7軒ありました。
私どもの蔵は伏流水を井戸でくみ上げて使用するかたちで、寛文2年つまり1662年から酒屋を続けております。

蔵の壁に埋め込まれた銘盤
以前、小さな銀行をやっていたこともあり、経営に安全性を重視する伝統がございまして、決して規模を安易に拡大しないと言うことで、父の代にはこの地方で一番小さな蔵でした。
一方その分、品質の向上に努め、特に原料米にはこだわって参りました。
また昭和21年に発見された有料清酒酵母「協会7号」の発祥蔵でもあります。

神戸:7号酵母は吟醸酒の仕込みに全国のお蔵元で幅広く利用されており、吟醸造りを代表する酵母のひとつとして業界に貢献していますね。


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