●7号酵母を生んだ蔵7号酵母を生んだ蔵
宮坂社長(以下、宮坂):本日は組合長さん自らお越しいただき、まことにありがとうございます。何しろ兵庫の山田錦と言いますと、先代社長つまり私の父から、「夢のお米だ」といつも聞かされて来ました。
神戸組合長(以下神戸):真澄さんと言いますと、平成2年でしたか、わざわざお蔵の皆様がバス1台で私どもの方にお見えになったことが、非常に強く印象に残っております。
そんなこともありまして、当方からぜひお伺いしたいと思っておりましたが、今日やっとこうして参ることができました。どうぞよろしくお願いいたします。まずは真澄さんのお蔵の特徴をお聞かせ下さい。
宮坂:元々この地域は霧ヶ峰から諏訪湖に流れ込む角間川の扇状地で、昔から蔵元がたくさんありました。
現在は5軒ですが以前は7軒ありました。
私どもの蔵は伏流水を井戸でくみ上げて使用するかたちで、寛文2年つまり1662年から酒屋を続けております。
以前、小さな銀行をやっていたこともあり、経営に安全性を重視する伝統がございまして、決して規模を安易に拡大しないと言うことで、父の代にはこの地方で一番小さな蔵でした。
一方その分、品質の向上に努め、特に原料米にはこだわって参りました。
また昭和21年に発見された有料清酒酵母「協会7号」の発祥蔵でもあります。
神戸:7号酵母は吟醸酒の仕込みに全国のお蔵元で幅広く利用されており、吟醸造りを代表する酵母のひとつとして業界に貢献していますね。
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